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登録日:2017/06/19 (月) 10 29 11 更新日:2022/09/17 Sat 14 30 38NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 DQ DQ9 DQH ウォルロ村 ドラクエ ドラゴンクエスト バンダナ リッカ ルイーダの酒場 仲間 宿屋 宿王 宿王グランプリ 宿王リッカ 宿王誕生 村人 村娘 潘めぐみ 隠しキャラ 青髪 魔法使い ちょっと二人とも! うちのナインに何の用なの? ■概要 『リッカ』とは『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人』に登場する人物。 CV:潘めぐみ(ヒーローズ、ライバルズ) 主人公が守護する『ウォルロ村』で宿屋を経営している明るい美少女。 2年前に死んだ父親が残した小さい宿で祖父と二人で暮らしている。 この宿屋は小さいながらも掃除や接客が行き届いていると旅人の間で大変好評な模様。 村長の息子でリッカに想いを寄せる少年ニードとは幼なじみだが、彼の気持ちにはとんと気付いていない。 DQ9はリッカが祖父と一緒に出掛けた先から村に帰る途中で魔物に襲われている所を助けるところから始まる等、本作の重要キャラと言える。 優しい心の持ち主でもあり、天使の事を強く信じているウォルロ村の住民のなかでも、特に天使の事を信仰している。 これは天使の事をまったく信じていないニードとは対照的。 天使界から堕天使エルギオスの攻撃で天使の光輪と翼を失い地上に落下した主人公を治療してくれた上、行き場所のない主人公に自宅に泊めてくれる。 こんなことをすれば当然リッカに想いを寄せるニードが黙っているはずもなく、主人公にきつくあたる原因になる。 気持ちに知らないリッカは主人公へのあたりの悪さの原因に気付いていない。 元々ウォルロ村は健康にいいという『ウォルロの名水』目当てに訪れる観光客でにぎわっており、宿屋も繁盛していた。 しかし序盤で起きた大地震でウォルロ村とセントシュタインを結ぶ峠の道が埋まってしまったため、旅人が訪れなくなり宿屋が風前の灯火になってしまう。 それをなんとかすべく主人公とニードは峠の道に赴くのだが……。 その問題を解決した後、リッカの元へセントシュタインで酒場を切り盛りするルイーダが訪れる。 そしてリッカにセントシュタインで宿屋を経営してみないか?と誘う。 実は亡き父・リベルトは以前セントシュタイン城下町で宿屋を経営しており、宿王グランプリで優勝した事もある伝説の宿王と呼ばれた男だった事が明かされる。 しかし一人娘のリッカは母親譲りの病弱で成長するにつれ死に至るという問題があった。 そこでリベルトは娘のため宿屋仲間に娘の事情を隠し、故郷のウォルロ村に娘を連れて帰って来た。ここのウォルロの名水を飲んで生活をすれば体質が改善されるかもしれないからだった。 リベルトはその後流行り病でポックリ逝ってしまったが、リッカは目論み通り健康になった。 この事を父親がセントシュタインの宿屋への未練と共に封印した『宿王のトロフィー』を見ながら祖父に聞かされたリッカは、父の跡を継ぐ決意をする。 そしてニードに宿屋を任せセントシュタインに旅立った。 その後はセントシュタインの『リッカの宿屋』に来れば、いつでもリッカに会えるようになるが、物語に介入してくることはなくなってしまう。 なお宿屋に泊まる際は従業員価格で一人3ゴールドで泊めてくれる。 なおウォルロ村の宿屋だが、少しストーリーが進んでから訪ねると案の定掃除はされてないわニードは雑な接客だわで大変不興を買っている。 まあ更にストーリーが進むとなんやかんやで改心しリッカの良きライバルに成長するが。 後に宿王グランプリ関連のクエストで登場。 セントシュタイン王と世界宿屋協会が審査員を務めるグランプリで、 今まで万年2位だったサンマロウの宿屋と、リッカの祖父に鍛えられてきたニードといったライバルと競い合い、見事に優勝をする。 そして優勝後に主人公の仲間に加わるのであった。初期職業は魔法使いレベル1。 ちなみにあのロクサーヌさんが所属する世界宿屋協会だが、なんと会長はリッカの祖父である。 その祖父が会長の世界宿屋協会が主催の大会で前回優勝はリッカの父で、以後リッカが優勝するまで1位は存在しなかった……。 DQ11にはよく似た人が登場したとネットで話題になった……まぁ、向こうがガタイの良い青年だが。 ■その他 DQMBシリーズ 止めの一撃『宿王誕生』で登場。 怒濤の勢いで掃除をしたリッカに呼び込みを頼まれた9主人公は、いろんな意味でお取込み中の歴代主人公に声を掛けていく。 詳しくは項目を参照して欲しいが、ドラクエシリーズ集大成と言っても過言ではない演出である。 Ⅺ(3DS版) 冒険の書の世界に登場。 何故か宿王としての自信を無くしており、主人公達はルイーダから、彼女が自信を取り戻せるようにとクエストの依頼を受ける事となる。 追記・修正はリッカに呼び込みを頼まれてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ライバルズのリッカはマジでかわいい。声も台詞も全部最高。ナインとも相性良いしライバルズで一番株を上げたキャラかも知れん -- 名無しさん (2021-02-07 02 11 01) 名前 コメント
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autolink DC3/W18-007 カード名:監督生(マスター) リッカ カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:500 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《生徒会》? 【永】応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+500。 【起】[① あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置き、このカードをレストする]あなたは自分の山札を見てカード名に「生徒会長」を含むキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加える。その山札をシャッフルする。 いないなら、こっちから勝手に指名しちゃうけど? レアリティ:U illust.CIRCUS 12/05/05 公式HP特設ページより 浴衣の姫乃と同じく、彼女や立夏の誕生日記念として公開の為、サンプルの文字の代わりに「Happy Birthday!」の文字が入っていた。 ネオスタンダード構築でサーチ対象になるカードは才色兼備の生徒会長 音姫、若き生徒会長 エリカ、 新生徒会長 杏、風見鶏の生徒会長 シャルル、風見学園の生徒会長 英理の5枚と少ないが、 《生徒会》?においては有力なカードが揃っている。 ・関連ページ 「生徒会長」?
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ダウンロード https //ux.getuploader.com/takehisa_kikaku/download/628 コメント リッカの挑戦状をプレイしてる生放送がありました。https //www.youtube.com/watch?v=s5vfLvQ_C58 -- 名無しさん (2022-03-05 22 32 10) プレイ生放送ありがとうございます!どのキャラを選択しても無理なくクリア出来るバランスなので色々試してみてくださいね。 -- リッカ作者 (2022-03-06 06 36 27) ナナカが一番サクサク安定してクリア出来てお勧めです。ミコトもMPを活用して仲間と協力するプレイが楽しめます。 -- リッカ作者 (2022-03-06 06 38 18) リッカの挑戦状が再び生放送でプレイされてました https //www.youtube.com/watch?v=Qn1vizM2zPI -- 名無しさん (2022-04-10 20 01 00) 生放送プレイありがとうございます。クリアおめでとうございます!イツキの技を良く活用していて面白かったです。 -- リッカ作者 (2022-04-11 00 47 33) 他キャラでの生放送orリプレイも楽しみです。特に元々はナナカ専用ダンジョンとして作ったので、お待ちしております。 -- リッカ作者 (2022-04-11 00 55 03) あと余談ですが、今回の更新版で後半の店にレアアイテムが少し出やすくなりました。出現しない前提でクリア可能ですが、出たらラッキー?な感じで潜る楽しみの一つになれば。 -- リッカ作者 (2022-04-11 01 10 46) 名前 コメント
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・ ・ ・ ・ ・魔力量自体は:B┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┓ 【名前】:楠リッカ 【レベル】:70 【アライメント】:混沌/善 【性別】:女性┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋力】:D 【耐久】:D 【敏捷】:D 【魔力】:A+++ 【幸運】:C 【宝具】:???┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ _r========x __ r========x _{ミ三三三三彡===ミ三三三三彡}_ |` ー―――― ´二`ー――――‐ ´.| 人,__ /´ `\ __,人 |__|_,. -‐ ´ ` ‐- .,_|__| ,.|__| ヽ ヽ|__|. / |__l/ ./l', | i .\! | |_//| /| | ', | │ i i、 l. 〉/ .! ! ! !_ノ .| ヾ=zx、L ∧i < | / ∨.! | |'¨´ ', .|\ | | │ ./ __} < |' | //∨,x===ミ\ { ,x===ミ }´う} < |/|丶〈ヽ `¨ ' 7/ | > < || ! !\ヘミミミxx xxx 彡彡'_ノ, } > 、,_ } | .| | { ',ミt 、__ ' __, 彡/ / ./ >'´ / Ⅵ \ \ ir´  ̄ ̄ヽi // // > ./ ___\|\ _>` 二二 ´</}/ ,,> / /´ `i´ `i ノ ヘ <_,r ! , { | | _,│ | , | | | ̄ ̄ ヽ ,r‐ '´ .} │ // { | ' / .|. // ', .| \ / |. / ', .! 丶 ____ / .|/┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫【スキル】不明┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫【宝具】○黒い銃身(ブラックバレル)ランク:E~A+++ 種別:対人宝具 レンジ:200 最大捕捉:100かつてアトラス院からパクり、旧ソ連軍の9K58 スメルチ自走多連装ロケット・システムにした至高の一品。その前身はアトラス院七大兵器の1つである黒い銃身(ブラックバレル)である。本来ならば世界さえ破滅させかねない禁忌の兵器だが、改造で性質が変わっている。相手の【 】の概念の量に応じてダメージを比例的に増加させていく。ただし調整中な上に、地球の理からはずれた場所に位置するため今現在はかつてほどの力を出せない。あと最低6つ不明宝具あり┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫【固有コードキャスト】不明┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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基本情報 初期能力 能力MAX(例) 入手方法 備考 基本情報 図鑑№5 名前 火使いリッカ 属性 火 ランク ノーマル フォース 17 初期能力 攻1900 防1600 能力MAX(例) 攻 防 入手方法 備考 安心!!サクラ無し ハンター図鑑
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No.5 火使いリッカ ノーマルカード 火属性 フォース 17 攻撃力1900 ~ 防御力1600 ~ 売値 1768 ~ 特殊能力 必殺技 入手方法 MAX攻撃力 火属性 ??? 全属性 ??? MAX防御力 火属性 ??? 全属性 ??? ※最大レベル時の能力はおおよその目安です。
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楠リッカ&ライダー ◆zzpohGTsas ライダーのサーヴァントは酷くウンザリしていた。この聖杯戦争を切り抜けて行く上で、重視しなければならない相棒となるマスター。 そのマスターと言うのが―――――――――――――― 「やっぱりさ、VAVA。あなた絶対に、神機を搭載した方が良いって。強くなってさ、私達の所に来ない? ぜっっっったい、装備した方が良いってVAVA!! あ、それとも、神機って何か知りたい? あー、説明してなくちゃどう言うのか受け入れられないよね、ごめんね。 神機ってのはね、私達の世界にいる『アラガミ』って言う化物を殺す一種の生体兵器でさ、この神機一つあれば、近接戦闘も遠距離での砲撃も、緊急時の防御行動も全部――――」 この調子なのである。自分がもしもレプリロイドでなく人間であったなら、深い深い溜息を吐けていただろう。 そして令呪などと言う七面倒な代物がなければ、肩のキャノンを発射して、マスターの顔面を果物の如く粉砕させていたに違いない。 時刻は夜だった。某都の市内にある、無人の工場。其処に彼らはいた。 一人は、横に並べられた鉄骨の上に腰を下ろす、全体的に人の形をしたロボットであった。 特徴的な姿である。頭に相当する部分は、古代の戦士が身に付けた兜・バルビュータに似ており、顔面部にT字状のバイザーシールドが取りつけられている。 額には何かの象徴か、『V』の文字がプリントアウトされていた。 自分はロボットである、と言う事がこれ以上となく伝わりやすいデザインだ。その象徴が、彼の右肩に装備された鋼色に輝くキャノン砲だ。 連結した金属薬莢を外部に露出させているその姿は、傍目から見たら、人を殺す為に生まれてきたヒューマノイドとしか映らないであろう。 彼のサーヴァントのクラスは、ライダー。そしてその真名こそは、VAVA。 他を隔絶する性能を誇る特A級ハンターに比肩するカタログスペックを持ちながら、その圧倒的な火力に任せた戦法で敵味方に多大な被害を与え続ける、 イレギュラースレスレとまで言われたレプリロイドだ。 一方で、VAVAの正面で必死に何かを語りかける少女が、彼のマスターだった。 少し煤けた銀髪にゴーグル、タンクトップにオーバーオールと、装いだけを見れば完全にブルーカラー。 しかも工業系の仕事に従事する人間だ。顔に残る、オイルの擦れた跡が更にそのイメージを助長させる。 事実彼女は、工業系の作業を生業とする人間だった。突如として地球に姿を現した、オラクル細胞からなる生命体、アラガミ。 アラガミを倒す為の現状唯一の手段とも言うべき神機を整備する整備士。フェンリル極東支部神機整備班、『楠リッカ』。彼女の名前である。 当初このマスターを見た時、VAVAは内心で当たりを引いたと思った。 VAVAは生身の人間でもなければ、そもそも有機生命体ですらない。金属と回路によって構成されたレプリロイドなのである。 聖杯戦争に臨むにあたって、知識は多少齧って来た。だからこそ、眉唾物なのである。自らのこの機械の身体が傷を負った際、魔術的な方法で治癒出来るのかがだ。 そんな時に彼が引き当てたマスターが、一目見てわかるメカニックだ。これならば信頼出来るかも知れない。 魔術と言う、未だ実在するかどうか疑わしい物に頼るよりかは、VAVAも良く知る実在の技術の方が、と思ったのだ。 リッカは恐らく、この聖杯戦争へと、訳も分からず招聘されていたのだろう。VAVAを初めて見た時のリッカは、酷い混乱状態に陥っていた。 仕方なく彼女を落ち着かせ、何故呼び出されたのか、そして聖杯戦争について説明した途端である。 彼女は突如として饒舌になり始めた。VAVAはリッカの話す言葉には微塵も興味ないが、それでも、全く聞いていなかった訳ではない。要約すると、こう言う事だ。 曰く、リッカの世界には神機なる武装兵器があると言う事。 適正こそ必要であるが、馴染んでしまえば己の半身とも言うべき唯一無二の相棒になると言う事。 自分達のいた世界では、アラガミと言う、如何なる動物、如何なる物体、如何なる兵器をも『捕食』し、その性質を引き継いでしまうと言う厄介な化物がいると言う事。 ――そして、サーヴァントであるVAVAを、自分が所属するフェンリル極東支部に案内したい、と言う事。 怒るよりも呆れるしかない。特殊なウィルスに感染した訳でもなければ、Σに引き抜かれた訳でもない。 生れついての回路異常により、所構わず暴れ回り、そして自らの意思でイレギュラーとなったこのVAVAを、よりにもよって引き抜きである。 余程分厚い面の皮を持っているか、馬鹿かのどちらかだ。 終始神機の良さとスカウトを、水車が回るように口にするリッカだったが、流石に埒が明かない。 「おい」 低く、恫喝するようにVAVAが短く告げる。リッカの言葉が、止まった。 「簡潔に答えてやる。俺はお前らの下らないバケモノ退治に加わるのは御免なんだよ。素直に折れろ」 「く、下らないって――!!」 リッカの表情が険しい物となる。 アラガミなる存在が如何なる者なのかはVAVAには解らないが、そのアラガミとの戦いは、リッカ達の世界の住人にとっては、馬鹿に出来ない重要な事柄であるようだ。 しかしそんな事お構いなしと言わんばかりに、VAVAは言葉を続ける。 「それにな、フェンリルだか何だかしらねぇが、今からどうやってお前達の根城に行くんだ? オイ。解ってんだろ? 勝ち抜かなけりゃ、元の場所にすら帰れねぇんだぜ」 「っ……!!」 リッカの言葉が詰まった。最も痛い急所を突かれた顔、直視したくない現実を見せつけられた顔。それが、今のリッカの表情だった。 「いつまでも現実から逃げるな。死にたくないなら、お前は絶対に俺を使って最低一人の人間を殺さなきゃ――」 「あんたに何がわかるのよ!! このポンコツ!!」 涙声でそう叫びながら、懐のポシェットからレンチを取り出し、VAVA目掛けてリッカはブン投げる。 子供が投げたハンドボールを軽くキャッチするような容易さで、VAVAは軽く左手でそれを握る。直撃していれば、T字状のバイザーに激突していたろう。 結局、リッカが神機やらアラガミなどの話をする事は、コレが原因だった。 聖杯戦争は戦争の名前が仄めかす通り、平穏無事で終わるような甘い代物ではない。 時に圧倒的火力で相手を蹂躙し、時に権謀術数を廻らせ相手と手を取り、また必要があれば裏切り――。 人としての罪や業を集めて煮詰めたようなこの催しを行う訳は、最後の勝利者に与えられる、万能の願望器、聖杯である。 いかなる望みをも成就して見せるその聖遺物を求めて、参加者は血を流し、罪を犯すのである。最後の褒美である、望みの奇跡を引き起こす、神の杯を求めて。 VAVAは一目見て理解した。リッカは間違いなく、人殺しの経験が無いと。 VAVAでなくともそう思うだろう。目の前にいる、何処にでもいそうな普通の少女がそんな体験を経る筈がない。 この少女は、聖杯戦争を勝ち抜く上で絶対にクリアーしなければならない課題、人を殺せるか如何か、と言う最初のハードルすら越えられない人間だった。 心の片隅では理解しているのだろう。VAVAの言う通りにしなければ、聖杯戦争の為だけに用意されたこの御誂え向きの都市から出られないばかりか、逆に自分が殺されると言う現実を。 直視したくなかったのだ。その余りにも過酷で、残酷で、無慈悲な運命を。それから逃避したいが為に、VAVAに明るい口調で、元居た世界へスカウトしようとしていた。 こう言う事なのだ。 「嫌だよ私、人を殺す何て……ねぇ、何か他に手段はないの……?」 「ねぇよ。どうしても死にたくないなら、お前は生き残る必要がある。躊躇してたら、本当に共倒れ以下の結果にしかならねぇぞ」 もしも目の前にいるレプリロイドが、利己的な性格の持ち主のVAVAでなく、『X』や『ZERO』であれば、リッカの話を踏み込んで聞いてやれたかも知れない。 リッカには、人を殺したくないと主張するに足る理由があった。彼女がVAVAに対して幾度も主張していたが、彼女の世界はアラガミと呼ばれる生命体のせいで荒廃していた。 あらゆる物体を取り込むオラクル細胞と呼ばれる細胞からなるアラガミは、その特性故に通常兵器が全く通用せず、かつ取り込んだ物質の性質をラーニングすると言う性質を持つ。 このアラガミによる全人類の滅亡を防ぎつつ、アラガミの掃討を行うと言う目的の為、神機と呼ばれるガジェットを操る神機使いを集め、アラガミに立ち向かう組織。それが、フェンリルなのである。 そう言った組織で、神機の整備を務めると言う形で勤めている都合上、リッカは大なり小なりの内情に精通していた。 そも、神機と呼ばれる兵器自体が、人為的に調整された、武器の形を取ったアラガミである。 人類がこの兵器を振るう為には、神機に対して当該人物が遺伝的に適合している事が必須条件となる。 適合がある人間は、P53偏食因子と呼ばれる、オラクル細胞から抽出された、アラガミに対して抵抗力を持つ物質を注射。その後オラクル細胞を身体の奥深くに埋め込む。こうして晴れて、当該人物は神機を振るう事が出来る。 アラガミを構成するオラクル細胞、そして元々はオラクル細胞の一部である偏食因子を身体に埋め込む。 そう、神機使いと言う人種は、人間を超えた身体能力と神機を振るう権利を得る代わり、何かの間違いで身体に埋め込まれたオラクル細胞が暴走。自らがアラガミ化してしまうと言う重大なリスクも孕んでいるのである。 無論としてフェンリルの側もそうならないよう厳重なチェック体制を行っているが、元々神機使いは人類の天敵に等しいアラガミと切った張ったを繰り広げる職業だ。 現場では実際に、不慮の事故で部隊員がアラガミ化してしまうと言う傷ましい事故が少なからず発生しており、その度に、断腸の思いで隊長格の人物が、部下の介錯を行っている。 痛ましくて、悲しい事件だと、リッカは切に思う。 アラガミ化した人間にとっても哀れであれば、介錯を行う当人にとっても嫌なしこりを残す事例だ。 技術者として、そう言った事故のリスクを限りなく減らし、神機使いの側にも憂いなく戦闘に望めるような技術進歩を。 そしてフェンリルに所属する人間として、仲間が仲間を介錯すると言う余りにも悲惨なケースがなくなる事を。彼女は強く望んでいた。 神機使いの半身とも言える相棒である神機のメンテナンスを行う、実戦現場から遠い位置にいる、優しい性格の少女。それが楠リッカだった――と言うのに……。 何故よりにもよって、そんな彼女が、聖杯戦争へ導かれてしまったのか。自らの身に降りかかった残酷な運命を、ひたすらにリッカは呪っていた。 「ね、ねぇ。この戦争って、私達以外にも参加者がいるんでしょ? だったらさ、私みたいな考えの人もいるかも知れないし、同盟を組んで一緒に――」 「確かに有利には進められるだろうが、最終的にはその同盟の奴とも決着を着けるんだぞ。最低でも一人は、絶対に殺すんだよ」 やはり、そうなってしまうのか。今にもリッカは身も世もなく大声で泣き出してしまいそうだった。 サーヴァントであるVAVAが実行役を引き受けるとは言え、無事にこの街から抜け出したいのなら、リッカは人を殺さねばならないのである。 しかも、アラガミと化した人間を、ではない。本当に純粋な人間を、だ。リッカは潰れてしまいそうになる。何故、このような事になってしまったのだろうかと。 「VAVAは、やる気だね……。其処までして何か、叶えたい願いでもあるの?」 疲れたような声色で、リッカが訊ねる。 聖杯戦争なるものの本質が、その名の通り、願いを叶えると言う聖杯――リッカにとっては到底信じ難い代物――にあるのだろうとは理解したリッカ。 となればVAVAも、この戦いに臨むに当たり、叶えたい願いがあるのだろう。だからこそ、この場に彼はいるのだから。 「望みはあるが……、聖杯で叶えるような願いじゃねぇな。俺の願いは、この戦いに呼び出された時点で半ば叶ってる」 「? それって、どう言う……?」 「俺は、自分が真に優れたレプリロイドである事を証明したい。あの甘ちゃんレプリロイド……エックスの野郎よりもな……!!」 そう語るVAVAの声音は、驚く程恐く、そして、隠せない程横溢した怒りに満ち満ちていた。 リッカはたじろぐしかなかった。VAVAはレプリロイド、ロボットである。決して人間ではない、無機物の存在である。 言動やAIを人間のものにどんなに近づけても、彼らは人間に決してなれない存在の筈なのに。何故だろうか。リッカの目には、このVAVAと言うレプリロイドは、下手な人間よりも、人間らしく映っていた。 「証明するって、聖杯に願って……?」 「違う。聖杯戦争は俺と同じようなサーヴァントとマスターが恐らく集うだろうよ。中には、俺やエックス、ゼロやシグマの奴よりも強い奴がいるかもしれねぇ。 そんな奴らが集まる中で、俺がこいつらを下し、聖杯戦争の生き残りになれば……。俺は、十分優秀なレプリロイドの条件を満たしてるだろうがよ? 俺は……自分が誰よりも――特にエックスよりも優秀だったって言う事実を刻みてぇんだよ。俺と言う存在がどれ程世界にとって脅威的な存在だったか、皆に知らしめたいんだよ。 それをクリアーするなら……聖杯戦争の優勝者となるだけで充分だ」 驚くよりも、リッカは最早呆れるしかなかった。無茶苦茶、としか言いようがない。 掻い摘んでしまえばVAVAの望みと言うものは、自己顕示欲と承認欲求を極限まで満たしたい、と言う事である。 VAVAが人間であったのならばさもありなんだが、彼はレプリロイド――ロボットである。 そんな彼が、他のレプリロイドに強い執着心と対抗心と嫉妬を抱き、自己(アイデンティティ)の確立に燃える。 それは、予めプログラミングされた思考回路を持つロボットとしては極めて異常であると言わざるを得ない。 VAVAは、レプリロイドに関する知識もなければ比較対象も知らないリッカの目から見ても、『イレギュラー』としか思えない存在であった。 「そう言う訳だ。俺の願いは、この戦いに招かれた時点で半ばは達成されてる。聖杯はテメェにでもくれてやる。それで、この戦争で死んだ奴の復活でも願えば良いだろうが」 「!! そ、そんな事も……?」 「万能の願望器、って言う言葉に嘘偽りがないのなら、多分出来るんじゃねぇのか?」 本心を言えば、リッカにだって願いがない訳ではない。 西暦2050年に地球上に突如として現れたアラガミ達により、人類の文明は、嘗ての栄華が嘘の如く荒廃させられていた。 神機以外の通常兵器が通用しないと言う都合上、人間はムシケラのように蹂躙され、多くの国家と多くの都市が、アラガミの手により壊滅して来た。一日に十万人以上も殺される日もあった程である。 今でこそ神機や偏食因子などを用いた対抗手段が幾つか生まれているが、これもまだアラガミを地球上から消し去る決定打、とまでは発展していない。 神機の発明から十年以上も経過したが、それでもまだ、人類はアラガミとの戦いで有利に立てているとは言い難いのである。 もしも聖杯が万能の願望器であると言うのなら―― リッカの叶える願いは、ただ一つ。地球上の全てのアラガミを消滅させる事。それしかなかった。 戦う必要のない整備班であるが、悲しい事が全くない仕事と言う訳ではない。それまで整備のついでに談笑し、仲良くなった神機使いが、明日の戦いで命を落とす、などと言う事は決して少なくない。 その度に、彼女は悲しくなる。泣きたくなる。そして、そんな事が起る度に、彼女は考えるのだ。アラガミが現れたから――皆。 クレイドルに行った『彼』も、アリサも、コウタも、ソーマも、リンドウも、サクヤも、ツバキも、カノンも、エリナも、ブラッドの皆も。 負わなくて良い傷を負い、犯さなくても良いリスクを犯し、背負う必要のない悲しみを背負っている。アラガミさえいなければ……、そう思うのは、リッカだけじゃない。 彼女の住んでいた地球の誰もが考える事だろう。聖杯で、そんな願いを叶えてやりたい。だが、その為に人を殺して良いのかと言う問題が沸き上がり、悩んでしまう。 たっぷり三十秒程唸るリッカだったが、ある時ピタリと、その唸り声が止む。 俯かせた顔をグワッと上げると同時に、彼女は言葉を発する。 「いよっっっし!! こうなったら覚悟を決めた!! VAVA――いや、ライダー!! 聖杯を手に入れるよ!! こうなったら欲張るよ私、聖杯を手に入れて、この戦いで死んだ皆を生き返らせつつ、アラガミを世界から消す!! それで、チャラになるって信じる!!」 「……欲張ったな。だが、それ位が丁度良い。訳も解らず、数合わせの為にこの戦いに呼ばれたんだったら、生き残った暁にそれ位は望まねぇとな」 座っていた鉄骨から、VAVAが立ち上がる。肩のキャノン砲を除けば、実にシャープでスリムなフォルム。とてもロボットとは思えない。 しかし彼こそは、嘗て単身でシグマ率いる反乱軍を壊滅させ、最強の特A級ハンターであるゼロと、 彼に匹敵するスペックと、そのスペックでは計れない無限の可能性を持ったレプリロイド・エックスを破壊寸前にまで追い詰めた、恐るべきレプリロイドなのだ。 「(エックス。テメェみてぇな甘ちゃんにゃ、この聖杯戦争は切り抜けられんだろうよ。この俺じゃなきゃ、聖杯まで辿りつけねぇ)」 もといた世界にいるであろう、いつも悩んでばかりいたあのレプリロイドを夢想するVAVA。 反乱軍を単身で潰乱させた自分よりもなお、シグマが脅威と信じていたあのレプリロイドよりも、自分が優れていると今度こそ証明する。 「(――俺がジョーカーだ、エックス)」 戦いの意思を強く固めるVAVAなのであった―――――――――――― 「あ、そうだ。ねぇ、ライダー」 「あん?」 「さっきの神機の話だけどね、ライダーに似合うって言うのは本当の話なんだよね」 「……あ?」 何だか、雲行きが怪しくなってきた。 「ホラ、ライダーのフォルムってさ、如何にも戦闘用のそれ、って感じだからさー。神機との整合性とか見た目とか、悪くなさそうじゃない? 聖杯がさ、願いを1つしか叶えられないんだったら、私は聖杯戦争で死んだ皆を復活させるよ。それでね、アラガミの消滅はね、ライダーにも手伝って貰う」 「テメェ、何俺が手伝う事前提にしてんだよ」 「いやいや、だってさ、エックスってレプリロイド? よりも強くなりたいんでしょ? アラガミと戦い続けても、その目標は達成されると思うわけ。 しかも、ただでさえ強いライダーに、ただでさえ強い神機が装備されるんだよ? 今より弱体化される訳ないじゃん。あっ、もしかしてどういう種類があるか知りたい? ゴメンゴメン配慮が足りなかったね」 「俺の話聞けよお前……」 「神機ってね、さっきも言った通り、近接戦闘も遠距離戦闘も出来てね、多分VAVAの場合は遠距離戦闘を主体にした――――」 …………存外、この少女は大物なのかも知れない。 このマスターと勝ち抜いてやると言うVAVAの決意に、少しばかり曇りが生じた瞬間なのであった 【クラス】 ライダー 【真名】 VAVA@イレギュラーハンターX 【ステータス】 筋力C(A) 耐久B+(A+) 敏捷B(B+) 魔力E 幸運D- 宝具B++ 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 対魔力:E++ 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。 無効化こそ出来ないが、未来の世界のレプリロイドであるライダーの身体は、多少の障害程度はものともしない。 騎乗:D++ 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 後述するライドアーマーに騎乗した時に限り、ランク以上の騎乗スキルを発揮出来る。 【保有スキル】 反骨の相:A+ 権威と規則に全く囚われず、敵味方の区別なく破壊を繰り広げ続けた者としての性質。 ライダーの場合生れついての回路異常のせいで、正しい上下関係などを理解していなかったふしがある。 同ランクのカリスマや魅了を無効化する。 レプリロイド:A ライト博士が生み出した世界最初のレプリロイド、エックスをモデルに作られたヒューマノイドであるかどうか。 人間に限りなく近い思考回路を持っているとは言え、ライダーは機械である。魔術的な精神干渉の一切及び生物毒の類を完全に無効化する。 破壊工作:D 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。 ランクDならば、相手が進軍してくる前に一割近い兵力を戦闘不能に追いこむ事も可能。ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく 矢よけの加護:B 飛び道具に対する防御。狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。 イレギュラーハンターは高速で飛び交う弾丸や飛来する礫等に素早く対処する必要がある為、このランクは妥当と言える。 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。 【宝具】 『騎乗を可とする機械の鎧(ライドアーマー)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:10 最大補足:20 真名解放と同時に騎乗可能となる特殊なガジェット。 ライダーの駆る機械の乗り物。本来は土木用作業機械に過ぎなかったそれを、世界で初めて兵器に転用したと言うライダーの偉業が宝具となった物。 ライドアーマーを武器にすると言う発想はVAVAがエックス達に始末されてからも高く評価され、その後エックス達は当然の事、レプリロイド達の軍隊である レプリフォースまでも、戦闘用にチューニングされたライドアーマーを使用している事から、この一点においてライダーは明白に世界を変革してみせたのだ。 ライドアーマーに騎乗している間は、ライダーのステータスはカッコ内の数値となり、ライダーに備わる基本兵装を遥かに超える威力の重機関銃による掃射攻撃、 足元のバーニアを使用した空中でのホバリング移動を可能とする。破壊される、或いは騎乗してから数分が経過すると、ライドアーマーは機能を停止。 数時間は使用不可能になるが、令呪を一区画消費する事で、ライドアーマーを瞬時に再生させ、再び騎乗させる事も出来る。 『短射程の一撃必殺(ゴールデンライト)』 ランク:D+++ 種別:対人宝具 レンジ:2 最大補足:1 ライダーの隠し持つもう一つの宝具。その正体は、右手に隠されたロケットパンチ機能。 その威力は一撃必殺を語るには申し分なく、直撃さえすればAランク相当の対人宝具並の威力を発揮、耐久に優れたサーヴァントにも致命傷を負わせる事が出来る。 唯一にして最大の欠点は、直撃『さえ』すればとある通り、致命的なまでの射程の短さ。 2~3m程までしか飛ばない為、直撃させる為には極限まで相手との距離を詰めねばならない。 そして、一度外してしまい、その存在が露呈してしまえば、次に直撃させる事が非常に困難な宝具になる。 直撃さえさせれば非常に有効だが、逆に言えば直撃させねば全く意味のない宝具の為、使用には慎重に慎重を期さねばならない。 【weapon】 チェリーブラスト: 射程十m程の、指先から放たれるバルカン。 ヒューメラスクラッシュ: 右肘から放たれるミサイル。 フロントランナー: ライダーのキャノン砲から放たれる砲弾。 ケルベロスファントム: 同時三方向に射出する事が出来る熱線兵器。 メタルクレセント: 同時に三枚のブーメランを発射し、相手を切断する兵装。 バンピティブーム: 脚部兵装から発射されるナパーム弾。 デッドスターハグ: 脚部兵装から発射される、地面を這いながら進むエネルギー弾。壁に当たるとボールの要領で跳ねかえる。 ワイルドホースキック: 脚部兵装から放出される火炎放射。 本来ならばより多くの兵装があったのだが、ライダークラスで現界した為、その多くを失っている。 【人物背景】 嘗てイレギュラーハンターに所属していた、A級イレギュラーハンター。 しかしそのスペックだけを見るなら、特A級に迫るものが有り、現に彼もまた、特A級の証であるアクション、壁蹴りを難なく使用する事が出来る。 生れついて電子頭脳回路に異常があり、その圧倒的火力に任せて行動し、周囲の被害も考えず暴れまわる危険人物でもあった。 任務においても本来最小限に食い止めるべき被害を逆に拡大させてしまう事も度々あり、任務を遂行するというよりは純粋にイレギュラーを「狩る」事を目的としている様な思考をしている。 このような性格からか、イレギュラーハンターの中でも揉め事は絶えなかったらしく、本編開始前に留置されるに至る。 その後、反乱を起こしたシグマに誘いをかけられる。だが、B級ハンターであり、甘ちゃんと言って蔑んで来たエックスの方がシグマから危険視扱いされている事に反感を抱き、 自分一人でクーデターをおこし、自分の方が脅威であると知らしめようとする。 シグマに加担した特A級ハンター八名を一人で始末、シグマパレスに乗り込んだVAVAは其処でエックスとゼロと対峙。 二人を破壊寸前にまで追い詰めるが、最後はエックスとゼロの不意打ちで返り討ちにあう。 天才科学者であるライト博士に作られたX、同じく天才科学者のワイリーに作られたZERO、そして現代におけるレプリロイド開発の権威であるDr.ケインに作られたΣとは違い、彼は特別の出自もないレプリロイドであった。 しかし自らの意思でイレギュラーとなり、全ての特A級ハンターを破壊、自己を確立しようと足掻いたVAVAもまた、レプリロイドの進化と無限の可能性を象徴する存在でもあった。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯戦争を勝ち抜き、自分こそが世界にとって脅威となるレプリロイドである事を今度こそ証明する。 【基本戦術、方針、運用法】 レプリロイドである故の物理的な防御力の高さと精神干渉への耐性、そして数々の兵装を用いた火力戦は非常に強力。 A級ハンターとして前線で戦って来た経験は伊達ではないと、そのステータスが雄弁に物語っているだろう。 ライドアーマーに騎乗した際の強さは凄まじく、騎乗スキルを存分に生かした素早い立ち回りはライダーの名に恥じない。 ただ欠点は、魔術が一切存在しない世界からやって来た事による、致命的な魔術への耐性の無さ。そして本当の切り札である、『短射程の一撃必殺』のピーキーぶり。 格上のサーヴァントに当たれば当たる程、VAVAと言うサーヴァントはこの宝具を如何に直撃させるか否かがキモとなる為、打ち損じは断じて許されない。 飛び道具で中~遠距離戦が得意である、と見せかけて、接近した相手に対して『短射程の一撃必殺』を当てる事が、格上相手に勝利を拾うコツとなるだろう。 【マスター】 楠リッカ@GOD EATERシリーズ 【マスターとしての願い】 地球上に存在する全アラガミの消滅と、聖杯戦争で死んだ参加者の復活。 【weapon】 【能力・技能】 神機の整備を得意とするが、この世界に神機は存在しない為、役に立たない技能となっている。 【人物背景】 フェンリル極東支部神機整備班に所属する整備士。父親も同じく神機整備を担当する技術者だったが、彼の亡き後その技術力を受け継ぎ、仕事に精を出している。 バレットの開発も担当しており、シオのドレスを製作するなど、整備以外の事も卒なくこなせる。 長年の経験と職業柄、神機の知識が豊富。その程は、神機の状態を見るだけで持ち主の戦闘スタイルを判断出来るレベル。 整備をしていると、神機の傷が「仲間を庇って受けた傷」なのか「ビビって逃げた傷」なのかがわかるとの事 【方針】 なるべくなら人を殺したくない。が、肝心のVAVAが戦闘に対して極めて乗り気であるので、彼を何とかして御したい。
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名前 価格 売値 守備 回避 効果 入手場所 皮のブーツ 70G 35G +2 エラフィタ村べクセリア エンジニアブーツ - 180G +8 錬金 ゴームのながぐつ 330G 165G +5 雷攻撃に強い ツォの浜ふなつきば てつのグリーブ 580G 290G +7 べクセリアツォの浜 はがねのグリーブ - 750G +11 錬金 たまはがねのグリーブ - 1300G +15 錬金 戦士のブーツ 1300G 650G +11 サンマロウ アマゾネスブーツ(♀) 1400G 700G +11 サンマロウ じゅんれいのブーツ 1500G 750G +9 かいふく魔力+5 サンマロウ とんがりブーツ 1380G 690G +9 こうげき魔力+5 サンマロウ ちんもくのブーツ 1200G 600G +9 すばやさ+5 カラコタ橋 かるわざしのブーツ 1600G 800G +9 すばやさ+8 サンマロウ スパイクレガース 2950G 1475G +14 ナザム村錬金 ウエスタンブーツ 2150G 1075G +13 サンマロウ おしゃれなブーツ 2300G 1150G +14 サンマロウ ホーリーグリーブ 2600G 1300G +16 サンマロウ ちえのブーツ 3900G 1950G +17 セントシュタイン城下町(クリア後) しんくのブーツ 3400G 1700G +18 セントシュタイン城下町(クリア後) はやてのブーツ 3100G 1550G +13 すばやさ+20 カルバドの集落 あらしのブーツ 4600G 2300G +18 すばやさ+20 ドミールの里 竜戦士のブーツ - うれない +14 炎闇耐性 イベント せいじゃくのブーツ 2400G 1200G +13 すばやさ+10 グビアナ城 古強者のブーツ - 2075G +19 青宝箱D まじょのブーツ - 2375G +17 こうげき魔力+10 青宝箱D しんかんのブーツ - 2360G +17 かいふく魔力+10 青宝箱C ぶしんのブーツ - 2020G +18 青宝箱D さとりのブーツ - 2875G +20 錬金 メタスラブーツ - 5500G +22 3.0% 青宝箱A はぐれメタルブーツ - 7250G +24 3.5% 錬金 メタルキングブーツ - 9000G +26 4.0% 錬金 えいゆうのブーツ - 15000G +25 歩くとHPが回復 錬金Sキラーマシン おうじゃのブーツ - 18000G +27 歩くとHPが回復 錬金 ていおうのブーツ - 21000G +28 歩くとHPが回復 錬金 てんていのブーツ - 25000G +30 歩くとHPが回復 錬金(大成功時) サンダル 18G 9G 0.5% ウォルロ村 皮のくつ 40G 20G 1.0% ウォルロ村セントシュタイン城下町エルシオン学院 ハイヒール(♀) 220G 110G 1.0% セントシュタイン城下町カラコタ橋地下 ピンヒール(♀) - 290G 2.5% 錬金 クインヒール(♀) - 535G 4.0% 錬金 木のくつ 160G 80G 1.5% エラフィタ村べクセリア すてきなサボ - 190G 2.0% 錬金 てつゲタ(♂) 560G 280G +6 1.5% ふなつきば 白のシューズ 1250G 625G 3.0% かいふく魔力+10 サンマロウ まどうしのサンダル 1300G 650G 3.0% こうげき魔力+8 サンマロウ むまのサンダル - 1150G 3.5% こうげき魔力+15 錬金 イケてるミュール(♀) 1450G 725G 3.0% サンマロウ カンフーシューズ 1550G 775G 3.0% サンマロウ ウーシュシューズ - 1250G 4.0% 錬金 ぶとうのくつ 2050G 1025G 4.0% ドミールの里 あんぜんぐつ 2700G 1350G +9 2.0% ナザム村 ばんぜんぐつ - 1700G +12 2.5% 錬金 かんぜんぐつ - 2050G +15 3.0% 錬金 いのりのローファー 4400G 2200G 4.0% かいふく魔力+15 セントシュタイン城下町(クリア後) エナメルのくつ 4500G 2250G 4.0% セントシュタイン城下町(クリア後) だいまどうシューズ - 2900G 4.0% こうげき魔力+15 青宝箱D しわよせのくつ - 444G 1.5% 青宝箱Dはぐれメタル しあわせのくつ - 777G 3.5% 経験値入手量UP(同レベル比+5%?) 錬金 ようせいのくつ - 6750G 4.5% 装備者にトラマナ効果 錬金ちいさなメダル20枚(購入) オベロンのくつ - 8750G 5.0% 装備者にトラマナ効果 錬金 りせいのサンダル - 15000G 4.5% 最大MP+5歩くとMP回復 錬金イデアラゴン しんりのサンダル - 18000G 5.0% 最大MP+10歩くとMP回復 錬金 えいちのサンダル - 5.5% 最大MP+15歩くとMP回復 錬金 イデアのサンダル - 25000G 6.0% 最大MP+20歩くとMP回復 錬金(大成功時) あらくれブーツ - 2500G +11 青宝箱F 天使のブーツ - うれない +2 主人公初期装備 白いエナメルぐつ(♂) 20000G 10000G 4.0% Wi-Fiショッピング エナメルのヒール(♀) 30000G 15000G 4.0% Wi-Fiショッピング ラダトームブーツ - 5000G +18 竜王(1-3)ダークドレアム(16-40) ローレシアブーツ - 5000G +17 シドー(1-3,41-56) ゆうしゃのブーツ - 5000G +20 バラモス(1-8) 天空のブーツ - 5000G +19 デスピサロ(1-15) グランバニアのくつ - 5000G 4.0% ミルドラース(41-68) レイドックブーツ - 5000G +15 ムドー(1-8) エスタードのくつ - 5000G 4.0% オルゴ・デミーラ(1-15) トロデーンブーツ - 5000G +16 ドルマゲス(1-8) サマルトリアブーツ - 1500G +10 スペシャルゲスト:クッキー ムーンブルクのくつ - 1500G 2.5% スペシャルゲスト:プリン ライアンのブーツ - 1500G +12 スペシャルゲスト:ライアン アリーナのながぐつ - 1500G +16 スペシャルゲスト:アリーナ クリフトのくつ - 1500G 3.0% スペシャルゲスト:クリフト ブライのくつ - 1500G 2.5% スペシャルゲスト:ブライ トルネコのサンダル - 1500G 3.0% スペシャルゲスト:トルネコ マーニャのサンダル - 1500G 3.5% スペシャルゲスト:マーニャ ミネアのサンダル - 1500G 3.0% スペシャルゲスト:ミネア ビアンカのくつ - 1500G 2.5% スペシャルゲスト:ビアンカ フローラのくつ - 1500G 3.0% スペシャルゲスト:フローラ ハッサンのくつ - 1500G 3.5% スペシャルゲスト:ハッサン ミレーユのくつ - 1500G 3.0% スペシャルゲスト:ミレーユ バーバラのくつ - 1500G 3.0% スペシャルゲスト:バーバラ キーファのブーツ - 1500G +11 スペシャルゲスト:キーファ マリベルのくつ - 1500G 3.0% スペシャルゲスト:マリベル トロデのくつ - 1500G 2.5% スペシャルゲスト:トロデ ヤンガスのながぐつ - 1500G +10 スペシャルゲスト:ヤンガス ゼシカのくつ - 1500G 3.0% スペシャルゲスト:ゼシカ ククールのブーツ - 1500G +12 スペシャルゲスト:ククール モリーシューズ - 1500G 3.5% スペシャルゲスト:モリー セティアブーツ - 1500G +11 スペシャルゲスト:セティア ギャルいミュール - 1500G 3.0% 配信クエスト148 リッカのくつ - 300G 2.5% リッカ初期装備 ルイーダのくつ - 450G 3.5% ルイーダ初期装備 イザヤールのくつ - 775G 4.0% イザヤール初期装備
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2009年7月24日配信 (1)セントシュタイン宿屋でカウンターの裏側からリッカに話しかけ、クエストを受ける (2)宝の地図で「夢の」という名前の付いているものをクリアする(最下階のボスを倒す) (3)イベント後、再びセントシュタイン宿屋でカウンターの裏側からリッカに話すと、世界樹の葉と世界樹のしずくをもらえる ※「○○の夢の地図」を入手するには、根気よくボスを倒すしかありません。 Lv1の地図など簡単にボスまで行けて簡単にボスを倒せるマップで、何度も挑戦すると良いでしょう。 その際は、1回ごとに地図を一旦しまい、再度出すことで、ダンジョン内のボスが復活します。 ※コメントでの情報もおねがいしています 名前 コメント 夢と 名のつくちずでしたよね -- ミスターズぉー (2009-08-19 10 29 54)
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逃走したアシェンを追跡中のルイージとマーニャだったが、すっかりアシェンの姿を見失っていた。 「出発までに時間取っちゃったし、しょうがないわね」 「参ったなぁ。手がかりもないし、どうしたものか……」 途方にくれる二人の耳に、やがてガタンゴトンと、電車の走る音が聞こえてくる…… ちょうど線路の見える場所を歩いていた二人は、その音に導かれて線路に視線を向けた。 電車の代わりに、宿屋が線路を走っていた。 「……は?」 「な、何あれ……」 そう、宿屋である。三階建ての建物が、線路の上を電車のように走っていたのだ。 宿屋は、どうやらすぐ近くの駅に停車したようである。 「何なんだ一体……ちょっと行ってみよう」 「うーん……あの宿屋、どっかで見たことあるような……」 # # # 「ようこそ、旅の宿へ!!お泊りですか!?」 駅のホームに停車した動く宿屋を訪れた二人。 中に入ると、年端も行かない少女の元気な声に迎えられた。 彼女はこの宿の主であり、そしてマーニャにとっては知り合いでもあった。 「あんた……リッカ!?もしかして、リッカじゃないの!?」 「マーニャさん!?マーニャさんもこのロワに参加してたんだ!!」 「マーニャ、この子知ってんの?」 「前にこの宿に泊まったことがあるのよ。道理で、見た宿だと思ったら」 意外な再会を懐かしむマーニャとリッカ。そこに、エレベーターから新たな女性が姿を現す。 「いらっしゃい。……あら、随分懐かしい顔が」 「ルイーダさん!見て、お客さんだよ!しかもマーニャさん!」 宿屋の若き主リッカと、酒場の女将ルイーダ。 この動く宿屋での出会いにより、ルイージの運命は新たな転機を迎えようとしていた。 というか。ルイージとルイーダが出会ったという時点で、既に嫌な予感が彼の中を駆け巡っていた。 # # # 宿屋の3階の一室に集まって、情報交換をすることになった4人。 部屋には電車でGO!のコントローラーっぽいものが置かれている。 どうやらこの部屋が、この動く宿屋の「操縦室」らしい。 「それにしても、閑古鳥鳴いてるわねー。あれだけ繁盛してた宿が嘘みたいだわ。 まあ、こんなロワの中でゆっくり宿に泊まろうって人自体、普通は……」 「う……うわぁぁぁぁぁぁん!!!」 「ちょ、ちょっとリッカ!?何も泣き出さなくたって!」 マーニャの宿に対する率直な感想に、突然号泣するリッカ。 慌てるマーニャをよそに、ルイーダがリッカを慰める。 「ほらリッカ、泣かない」 「な……何かあったの?」 「そうね……私達の宿が繁盛していたのはもう昔の話。 今や客足は完全に途絶えたわ。誰も、この宿を利用しようとする者はいなくなった。 ロワだから、じゃない……もうずっと前から、ね」 「え?え?なんで?」 ルイーダは語りだす。リッカの宿屋が急速に衰退していった、その経緯を。 ドラゴンクエストⅨ……発売直後は大きく盛り上がった。 4日で300万本を記録し、シリーズ最多のセールスを突破した。 その中でも特に盛り上がった要素の一つが「すれ違い通信」だった。 このシステムにより、すれ違った人のキャラを呼び込みと称して、リッカの宿屋に客として 招くことができる……宝の地図のシステムと相俟って、大盛況を迎えた。 だが、その盛況は永遠に続くものではない。流行はいずれは廃れるものである。 発売されてから一年半が経過した。配信クエストも終了して久しい。 ドラクエ9をプレイする人は徐々に減り、ましてやすれ違いなど今や皆無。 すれ違いがなければ、当然リッカの宿屋にも客が入ることはない。 客が入らなくなった宿屋は……衰退していくしかなかった。 「あんたの所の集客はすれ違い頼りだったからねぇ……」 「いつも呼び込みに行ってくれてた私の友達も……ひっく…… 最近は遊びにすら来てくれない……ずっと一緒に頑張ってきたのに…… 最後のほうは一緒に冒険したこともあったのに……うぇぇぇっ……」 泣き崩れるリッカ。ああ、耳が痛い。 これ読んでるドラクエ9の元プレイヤーの方!もうどれだけドラクエ9を起動してませんかー? たまには遊んであげてください。リッカは寂しがってますよー。 「ほら、泣かないで。気持ちはわかるけど、だからってこのままロワの中で死んだりしたら、 再起することもできなくなっちゃうだろ?諦めちゃダメだよ」 「ぐすっ……大丈夫、わかってます。私だって諦めたわけじゃありませんから」 ルイージの慰めに、しかしリッカの目は、赤く泣き腫らしつつも強さを失ってはいなかった。 「何だかんだでタフねぇ、この子……で、どこまで話したんだっけ?ルイーダさん」 「ああ、話が逸れたわね。それじゃ、本題に入りましょうか」 仕切りなおし、リッカとルイーダは語り出す。このロワにおける、現在までの彼女達の経緯を。 「私とルイーダさんも、このロワに参加させられました。 その際、私に支給品として与えられたのが、セントシュタインのうちの宿屋だったんです」 「この宿屋が支給品ねぇ……まあこのロワじゃ別に珍しくもないけど」 「でも、この建物に移動する機能なんてなかったわよね?」 「それは、私の支給品による効果よ」 部屋の中央に置かれたコントローラーに手をかけながら、ルイーダは動く宿屋のカラクリを説明する。 それは彼女に支給されたドラえもんの秘密道具「ブルートレインセット」によるものである。 (ちなみにこれは仮名。道具の正式名称は原作でも明かされていないため不明) 今は亡きブルートレイン「さくら」のヘッドマークを模したワッペンを建物に貼りつけるだけで、 その建物を電車のように、自由自在に移動させられるのだ。 本来この道具は夜しか使用できないらしいが、主催の改造により24時間常に使用可能のようである。 「で、ここにあるこのコントローラーで操作できるの。 移動中は四次元空間に入ってるらしいから、障害物には当たらないし攻撃を受けることもないわ」 「四次元に入ってるなら別に線路を走らなくてもいいんじゃ」 「細かいことはいいのよ!何にせよ、移動可能な電車風宿屋というのは大きな特色になるわ! この機能を前面に押し出せば、さらなる集客が期待できるわね!」 「特急電車のスピードで走ってちゃ、集客もへったくれもないと思うけど」 「ていうか、集客って……このロワでも宿の営業続ける気なわけ?」 「もちろんです!」 力強く頷くリッカ。なんとも商魂逞しい娘である。 それを後押しするかのように、ルイーダは彼女の言葉をフォローする。 「絶望的な状況に置かれた私達の宿にとって、このロワは千載一遇のチャンスとなりえるわ。 カオスロワなら、否応なしに人が集まる。なんとしても、彼らを呼び込みたいわね。 というわけで、私達は客を集めるために、東京に向かっているわ」 「なんで東京に?」 「答えは簡単、人が集まってるからよ。地方じゃお客どころか、人っ子一人全く見当たらない。 私達のスタート地点は九州だったけど……まるでゴーストタウンのような有様だったわ」 そうである。 このカオスロワ8期、既に300もの話が投下されてるというのに…… 未だに九州・四国を舞台にした話が皆無にも等しかったりする。 そもそも話の大半が東京他関東地方に思いっきり集中してたり…… 誰もいない場所では、待ってても客なんて来ないというものだ。 とにかく、人が集まる場所に行かなければ話にすらならないのが現状である。 その点はドラクエ9のすれ違い通信と同じなのだ。 地方でのすれ違いって、ほんと絶望的なんだから。いや、マジで。 「というわけでせっかくだから、ルイージさんとマーニャさんにも協力してもらうわ」 「なんで!?私達客なんだけど!?」 「あのー……悪いけど僕達他にやることが……」 「大丈夫ですよ!この宿屋が大きくなれば、対主催からマーダーにステルスまでいろんな人が集まります! そうなればお探しの神夜さんという人も、アシェンとかいう悪い人も、すぐ見つかりますよ!」 「マーダーやステルスまで呼び込む気なのか……」 「冗談じゃないわよ!なんで私が宿屋の従業員なんかやらなきゃいけないわけ!?私降りるわ!」 一方的に協力を強いる二人に、ルイージは呆れ、マーニャは怒り出した。 だが、歴代ドラクエキャラの接待を熟知しているルイーダが、マーニャにそっと耳打ちする。 「マーニャさん……ドラクエ9発売直後に、確かこんな噂が流れたわよね? 宿屋を最高まで大きくさせると、地下にカジノが造られる、と……」 「カジ……ノ……?」ピクッ 「そうよ。もしも、その噂が現実になったとしたら?」 「!!!!!!」 「ここで働いてれば、空いた時間はカジノで遊び放題…… そうねぇ……今うちを手伝ってくれたら、特典としてコイン1万枚がついてくるわよ?」 「……ごくり」 唾を飲み込むと、マーニャは部屋を飛び出し階段を駆け下りる。 地下まで一気に駆け下り、泉があったその場所は…… スロット、ポーカー……色鮮やかなネオンが光り輝くその場所は。 そこは間違いなく、マーニャにとっての桃源郷だった。 やがてマーニャは目を輝かせながら、再び3階の皆のいる場所まで戻ってくる。 「ルイージ、やるわよ!!私達の手で、この宿を大きくしてやろうじゃない!!」 「へ?」 「一緒に頑張りましょう!この宿を立派に育てて、お客さんを、そして仲間を集めて!! ゆくゆくは対主催の一大拠点に育て上げるんです!!」 カジノに目が眩んだマーニャ、純粋な想いを燃え上がらせるリッカ。 そして何か不敵に笑ってるルイーダを前に、ルイージは逃げ場がなかった。 「さて……私はこの宿屋の操縦のために、移動中はこの部屋から動くことができないわ。 だから、通常の宿屋の業務に着手する余裕がない」 「はぁ。そりゃ大変ですね」 「でも心配はいらないわ。今なら、私の後釜として心強い人材がいる…… そう……ルイージさん、あなたには、酒場のマスターとしての才覚があるわ!!」 「………………はぁ、そうですか」 才覚がどうこうという突っ込み以前に、もうこの後の流れが読めた。 溜息をつくルイージ。そして、その予感はさも当然のごとく的中することになる。 「数多くの仲間が集まる酒場!ルイージさんにはそのマスターを勤めて貰います。 名づけて……ルイージの酒場!!」 「結局それやらせたかっただけかぁぁぁ!!」 ルイージの絶叫轟く中、リッカは朝日に向かって決意を新たにする。 このカオスロワを舞台に心機一転、再び栄華を取り戻して見せることを誓って。 「さあ、私達の新たな第一歩よ!!頑張りましょうね、ルイージさん!」 【一日目・7時00分/リッカの宿屋(現在滋賀県を運行中)/天候・晴れ】 【ルイージ@マリオシリーズ】 【状態】健康。ダメージ小。覚醒 【装備】ハンマー、ナイトファウル、ロングトゥーム・スペシャル 【道具】支給品一式 【思考】基本:ゲーム破壊 1:しょうがないからしばらくリッカの宿屋を手伝う 2:アシェンを追い、決着をつける 3:楠舞神夜を探し、ハーケンの遺言を伝える 【マーニャ@ドラゴンクエスト4】 【状態】健康、MP消費小 【装備】ふんd……踊り子の服 【道具】支給品一式、カジノコイン1万枚 【思考】基本:どんな手段を使ってでも生還する 1:リッカの宿屋を手伝う。カジノで遊びたい 2:ルイージがほっとけないから、とりあえずしばらく面倒見てやる 3:アシェンを危険視、錫華が心配 4:自分のスタンスに若干の疑問 【リッカ@ドラゴンクエスト9】 【状態】健康 【装備】リッカの宿屋 【道具】支給品一式 【思考】基本:宿屋を繁盛させ、対主催の拠点にする 1:関東方面へ向かう 【ルイーダ@ドラゴンクエスト9】 【状態】健康 【装備】ブルートレインセット 【道具】支給品一式 【思考】基本:宿屋を繁盛させ、対主催の拠点にする 1:関東方面へ向かう ※リッカの宿屋の地下はカジノになっています